ムラセピアノメンテナンス

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  • ピアノ一つひとつの特徴を掴む、「確かな経験と技術力」

  • 多くのプロが認める、「楽器としてのピアノ」の仕上がり

    ムラセピアノメンテナンス

    ピアノ修理専門工場にて15年勤続後、独立して26年目。
    様々な種類のピアノ修理経験を積んできました。

    修理にあたっては、お客様のご希望、ご予算をお聞きした上で、調律師から見た本来の音、どのようにあるべきかを御理解いただいた上で修理を進めていきます。

    どんなピアノでもまずはご相談ください。

  • 理想的なピアノ修理を行うために

    理想的な修理・内装・外装を行うため塗装室、加工室、巻線室などの設備があります。
    全塗装が行える設備も整えています。

  • ピアノ修理について

    ムラセピアノメンテナンス

    【タッチ調整について】
    タッチ調整では1台、1台集中して修正・調整し、ピアノ本来の性能高めます。

    【調律について】
    当社自身の調律確認法を確立。
    ある重音を3通り鳴らすだけで最上の調律かどうかほぼ判断できます。

    【オーバーホールについて】
    ピアノは楽器の中でも驚くほどの数の部品の集まりです。
    高品質な部品に交換して、調整をします。

  • 確かな技術力

  • ムラセピアノメンテナンス 30代にはピアノ修理工場の責任者を担当
    理想の修理設備を求めて、独立しました
    【細かい仕事も音楽も好き】
    子供のころから細かい仕事、機械いじりなどは好きで、音楽も好きでしたのでピアノの仕事は自分には向いている仕事でした。
    最初からこの仕事を目指していた訳ではなく、音楽関係の仕事を目指していましたが、就職に困った時、この調律師募集の案内を音楽雑誌で見て応募したのがきっかけです。
    もちろん最初の6ヶ月は見習いで無給でした。

    【修理の最先端を行く会社で経験を積む】
    普通の調律師と異なり、(普通は調律学校にて基本を覚え、 楽器店に就職)最初から修理専門工場に勤める事が出来ましたのは幸運でした。
    といいますのは、調律は音を直すことですが、ピアノは構造上、機械的な部分が多く、これらの部分も非常に繊細で狂いやすく、修理調整が不可欠であるという事です。
    多くの学校、楽器店はこの点をないがしろにしてきました。

    【精力的に修理に力をそそぐ】
    現在はどの楽器店でも修理を行いますが当時(30年前)から、外装はクリーニング~全塗装。
    内部は簡易調整~オーバーホールまで精力的に修理に力をそそいでいる会社は珍しかったと思います。
    国内でも修理の最先端を行く会社でした。
  • ピアノ調整にあたる姿勢

    半年ほど経て、あることに気がつきました。
    ダンパーという止音部分を作業していた時、 これはおかしいと思ったのです。
    どう考えても後から調整が狂ったとは思えない所が有名メーカーの品でありました。
    6ヶ月の見習いでもわかる事が実際の商品で、まかり通っている事実にははっきり言ってショックでした。
    ピアノを作っている職人さんは、どういう気持ちで作業したのか聞いて見たい気分でした。 要は手抜きです。

  • 調整技術の深さ

    30年経た今でも感じる事ですが、不思議な事に古いピアノほど狂いが少ないという事です。
    専門的に使っていた場合を除き、古いほど、調整もしっかりしてあり、手抜きはほとんどない。
    部品の材質も良いので狂いにくいし、又理想的な調整ができるのです。
    もちろん、消耗する箇所はありますがこの点は古い、新しいは関係ありません。

    調律の練習は半音上げ下げ(通常はこの三分の一位の上げ下げ)という、とても難しい練習でした。
    (1回である程度出来ていないとまずもう1回しても難しい練習です)
    ある時、1回でほとんど完璧という位に割振(基本音階部分を作る)が出来た時は、上司も驚いていました。

  • 修理工場で主任を務める

    1年ほどでグランドピアノ全体の簡易修理を1台任せられた時は、嬉しかったと同時に、上司より大変厳しい事も言われ、技術の細かさ、難しさ、深さを改めて知りました。
    この頃から少しずつですが、巻線の作成に携わっていきました。

    5年後、調律師協会の審査に合格して、修理工場でも主任に昇格しました。
    この頃から特にオーバーホール関係の仕事が多くなりました。
    又、展示用のUPは週に数台ほどですが、すべて私の作業指示、出荷検査まで、私に一任されていましたので、やりがいもありましたが、逆に自身の作業も見られていますので、プレッシャーもありました。

  • steinwayのオーバーホール

    さらに5年後、修理工場の責任者になってからは、国産のグランドピアノのオーバーホールはもちろん、steinwayのD型、B型、C型など高級ピアノの修理、塗装、オーバーホール、又、ペトロフグランドピアノのアクション組み換え作業などに何台も従事できた事は幸運でした。
    steinwayのD型(価格にすると1,000万円を超えます)などさわったこともない調律師が多いのですから。

    4年後、理想的な修理を内装、外装とも行う為に、修理工場を持って独立しました。
    塗装室、加工室、巻線室など、個人で巻線機を備える所は全国でも数えるほどしかないと思います。

  • ピアノ一つひとつの特徴を掴んだメンテナンスを

    勤務時代は工場ばかりにいましたので、自身が修理したピアノがその後どう変化するかなどは分かりませんでした。
    独立してからは、自分自身がお客様宅に出向く為、自身が修理をした後の調律、調整の変化を見ることができるようになり、また多く勉強させて頂いています。

    あまり変化しない部分、大きく変わる部分、良くなっていく部分があること。
    調整の時こうしておく方が後々良くなるなどです。
    理解してはいたのですが、実際自分の目で見る事ができるのも大変勉強になります。

    また特殊な例として通常の調整ではなく、わざと変えた方が弾かれる方には良い場合もある事がわかりました。
    変化を見越した調律、調整、作業が必要と痛感して常に作業にあたっています。

  • 技術力の向上・日々勉強

    まだまだ私自身30年では突き詰められていないことは、多いでしょう。
    しかしながらピアノの世界の奥深さが大好きな私は、これからも日々勉強だと思い、いまも楽しく修理業務をやらせて頂いております。

東海3県、無料見積いたします。その他の地域の方もまずはお問い合わせください。